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インターハイ県予選を経験して

5/19〜21に行われた、陸上競技インターハイの県予選へトレーナー帯同をしてきました。
先日の東部予選に引き続き、高校のチームトレーナーとして、選手と3日間戦ってきました。

プログラム

この3日間のために仕事を調節しながら、当日起こりうることを考えながら準備をしてきました。
高校生にとってのオリンピックであるインターハイ、県大会を勝ち上がれば、いよいよ県外選手と争うこととなります。
つまり、私もしっかり実力を発揮しなければなりません。

1日目・・・

エコパスタジアム

仕事を終えて急いでエコパスタジアムへ向かうと、土砂降りの中競技が行われていました。
見られた競技は1種目だけでしたが、東海大会まで数cmと迫る場面を見られました。
最終跳躍で逆転されてしまい、観ている私も悔しく思いましたが、自己ベストを更新できた点は良かったと思います。

2日目・・・

棒高跳

この日は暑さが厳しく、サポートするだけでもバテてしまうくらいでした。
晴れたため朝からベッドを準備して、

トレーナーベッド

連戦の選手も多数いたため、氷を使いやすいように準備。

氷

東部予選と大きく違ったのは、タイムテーブルが過密になっている点です。
予選と準決勝の時間が近い、別種目の時間が近いなど、選手によっては1日6本走らなければいけないスケジュールでした。
その中で私にできることは何か?最善の方法は何かを考えなければいけない状況でした。

スポーツマッサージ
スポーツマッサージ

先読みをしながら施術スケジュールを立てて、素早くコンディショニングを行い、次のラウンドへ選手を送り出しました。
この日も、あと少しで決勝進出を逃しましたが、リレー種目でベストを更新できたことは、大きな成長ではないかと思います。
また、個人で東海大会へ進出する選手が出たことも良い出来事でした。

3日目・・・

エコパスタジアム

2日目と同じように日差しが強く、風が吹き付けるコンディションでした。
3日間連続で出場する選手もいるため、直前までコンディショニングを行いながらサポートをしました。

2日間出場してギリギリで東海大会を逃した選手、最期の種目で東海大会を勝ち取った瞬間は、とても嬉しくなりました。
(応援していて非常にドキドキしましたが・・・)

3日間を通して、東海大会への権利を獲得する選手が2名出ました。
それ以外にも、自己ベストやチームベストを出した選手、悔しい思いをした選手、それぞれで様々な収穫がありました。
私もこの舞台を初めて経験して、学んだこと、考えることが増えました。

今回初めて、連泊でトレーナー帯同をすることとなりました。
つまり、宿でもメンテナンスができたり、選手と関わる時間が自然と長くなります。

鍼通電療法

このような機会で無ければ話ができないこと、試合前の選手をサポートする方法など、いつも以上に気を配ることが多いと実感しました。
場合によっては、直前まで選手の動きを観察することもありました。

ウォーミングアップ

結果的に、部全体では大きな進歩があったとは思います。
しかし、東海大会を惜しくも逃した選手がいることも事実です。
私はその点が、試合が終わった今でも引っかかっています。
この選手のためにもっとできることは無かったのか、どうすれば勝ち上がることができたのか、と考えるばかりです。

今回も報告書を監督へ提出して、今後の方針も話し合っています。
来年は悔しい思いをする選手が出ないように、私も頑張らなければなりません。

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