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部活動をサポートする事の悩み

ちょっと今回は暗い話になります。
火曜日はいつも通り、高校のトレーナーへ出ていました。
今回は報告書を書く間もない程バタついていたため、帰宅してから1日の反省タイムです。

カルテ

トレーナーへ復帰して2ヶ月経ちますが、監督と話をすると、ケガ人が減った点や記録が伸びている点が話題に挙がります。
それでも監督は高みを目指し、選手も同じように高見を目指しているため、部活の雰囲気は良くなっている気がします。
これは非常に喜ばしいことであり、私も高見を目指さなければならないと感じさせらます。

その環境で活動する中で、私自身悩むこともあります。
最近悩むのは、「どこまでサポートするのが正解なのか」です。
私がサポートしているのは、あくまでも高校の部活動です。
大学や実業団のように、権利やお金が絡む世界ではありません。
言い換えると、競技成績が全ての世界ではありません。

私が思う部活動の本来の意味や目的は、人間力を成長させることです。
これは監督からも常々話が挙がることであり、その上に競技力が成り立つとの意味が含まれていると思います。
それを念頭に置いた場合、トレーナーである私がするべき事は何でしょうか?

トレーナーである以上、メンテナンスを行うことは勿論当たり前です。
選手側からすれば、メンテナンスサポートがあるのは嬉しいことかもしれません。
しかし、1から10までメンテナンスすることが、果たして正解と言えるのでしょうか?
私が一番恐れている事態は、「メンテナンスはトレーナーに任せればいいや」と、自分で努力することを放棄されることです。

私のようなトレーナーがいる学校は、公立高校ではそこまで多くありません。
つまり、選手の大半は日頃のセルフケアや治療院でのメンテナンスをしています。
ここで大切になるのは、自分で考える力や解決する能力を身に付けることだと思います。
そのサポートをするのが、部活動のトレーナーの役割の一つだと考えるようになりました。

運動のメカニズムについてや、

講座資料

正しいセルフケアの方法など、

講座資料

伝えることは山ほどあります。
せっかくトレーナー活動の機会をいただいているので、お互いにとって充実した時間が望ましいと考えています。
より良い部活動となるように、私も考えながらサポートしなければなりません。

まずは来週、セルフケアの底上げを目的に講座を開いてきます(^_^)

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