私は普段、毎週火曜日に高校のトレーナーへ出かけています。
1ヶ月のオフ期間を経て活動を再開し、冬季練習のサポートが始まりました。
新体制になって初めての冬季練習、私も初めてなので
- どのような体制で練習をしているのか?
- ケガや疲労のリスクが高いのはどこなのか?
- 監督/選手が意識していることは何か?
サポート体制を探っている状態です。
そこで、いつもと違う土曜日、ポイント練習の視察へ行ってきました。
1年生や長距離ブロック、私にとって初めての外部練習です。
練習場所は学校でも競技場でも無く、近所の公園です。
いつもと違う練習環境なので、練習内容も大きく変わります。
一つ分かるのは、冬季練習に適した厳しい環境なのは間違い無いことです。
場所が違えば、練習前のアップから違います。
この後控えている練習に向けて、しっかりアップをします。

普段は動きづくりなどが中心ですが、ここでのアップは全然違いました。
いつもは技術的なことがメインですが、この後の練習を考えると、動きを作る事よりも、アクティブに体を動かすことが優先かもしれません。

この日は前日から天気が悪く、練習場所は荒れていました。
リハビリ組は清掃活動ですが、ここでも体の使い方を意識しています。

今回だけでなく、日頃から練習前の整備は大切だと思います。
グラウンド整備も同じように、自分たちの練習場所は自分たちで整備する。
ケガを防ぐため、しっかり練習するためにも、この心がけは大切です。
いよいよ本練習です。
話には聞いていましたが、短距離・長距離問わず、練習量はボリュームが多く、私が想像していた通りでした。



選手に話を訊くと、「全身がキツい」「気持ちが悪い」など、練習量に耐えられていないようでした。
最初なので仕方が無いですが、これからどこまで強くなれるのかが楽しみではあります。
長距離ブロックも走り込みだけで無く、いつもと違うトレーニングを取り入れます。
遊具があればそれを工夫し、

壁があれば有効活用する、

そして、短距離的要素に繋げました。

次回からは短距離メニューが入るそうです。
それまでに少しでも動きを定着させたいところです。
あっという間にお昼になり、長時間に及ぶ練習が終わりました。
普段と違う練習を観察、そして私自身も経験して、大きな収穫があったように感じます。
選手の訴えや監督の狙い、私の体にかかった負担など、数多くの情報が出揃いました。
これで少し、冬季練習のサポート体制が分かったような気がします。
第一目標は冬場も変わらず、「ケガ人を出さないこと」です。
それだけではインターハイで勝てないため、「練習を継続させること」が第2ステップです。
その先に最終目標の「勝負に勝つ」ことが成り立ちます。
シーズン移行まで残り2ヶ月と少し、ここから私のサポートが本格的に始まります。
必ずインターハイで勝つために・・・
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