この度、NPO法人 秋山祐貴子スクウェア(秋山バレエスクール)様より依頼を受け、セルフケアの講習会を開催しました。
経緯としては、以前に開催した新体操のセルフケア講座をキッカケに、お話を頂きました。
講習会から講習会へ繋がるとは想像もしていなかったので、正直ビックリしました。
今回の対象は「モダンバレエの先生」でした。
依頼を受けた段階では、私は競技のことをよく分かっていませんでした。
そのため、下調べとして実際に見学へ行き、競技特性や先生方の動きを確認。
(写真撮っておけばよかった…)
先生方は身体の不調を抱えており、生徒さんへのアドバイスでも悩む点があるように感じました。
私はモダンバレエについて詳しく分かりませんが、メンテナンスの方法や体の使い方については話ができます。
その点を理解いただいた上で、踏まえて準備をしていきました。
当日・・・
①.練習を見学した感想

何事にも共通しますが、目的がハッキリしないと、伝えたいことは伝わりません。
見学して気になった点、改善できる点をピックアップして、今回の講習の目的を提示しました。
今回カギになりそうな点は、「姿勢」だったので、簡単な姿勢評価から始まりました。


②.セルフケアの基礎知識を知ろう
③.ストレッチポールの使い方を知ろう
メインの講習は、「セルフケアとは何か?目的や方法は?」という話から始まりました。
今回はセルフケアの中でも、「セルフマッサージ」に着目して、ストレッチポールでのマッサージを中心にプログラムを組みました。
まずはストレッチポールについて説明して、実際にポールを使うところからスタートです。

④.セルフチェックをやってみよう
⑤.セルフマッサージを実践しよう
姿勢評価と同じように、セルフマッサージを行う前の自己評価から始めます。


先生方は、自分が思っている以上にバランスが取れていないようでした。
この状態から、自分自身でカラダに変化を起こしていきます。
私が注意したのは、ただメンテナンスの方法を紹介するのではなく、目的の筋肉などの話を少し盛り込んだ点です。
これによって、しっかりメンテナンスのポイントが伝わると思ったからです。





あっという間に2時間の講習は終了し、最後にバランスチェックを行いました。

「バランスが取りやすくなった人?」

何とか効果を実感して貰えました。
私は一切施術をしていませんが、ある程度変化は出ています。
それだけセルフケアには大きな役割があると言い換えることもできます。
終了後に代表の方と話をした際、このような言葉を頂きました。
「これを継続できるかがカギになる」
「何度でも話をして欲しい」
勿論、何度でも説明しますし、別の方法を紹介することもできます。
このような熱心な先生方に話ができたことが、今回の講習会で一番嬉しかったことです。
来月にも、違うテーマで講習会を開催することが決定しそうです。
私は頑張っている皆様の協力者です。
一人でも多くの方がスポーツに打ち込めるサポートができるよう、これからも私の活動は続きます。
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