10月28日、29日に開催された、第26回 東海高等学校新人陸上競技選手権大会へ、チームトレーナーとして帯同してきました。
地区予選総合優勝から始まった新人戦も、いよいよ最終戦となりました。
会場は三重県伊勢市のため、今回は前日から選手達と会場入りをして、前日調整からの手伝いとなりました。
今回は出場選手が3人、サポートメンバーが私を含めて4人での体制です。
監督以外は、全員東海大会の舞台を経験することとなります。
今回選手に出された目標は、
- インターハイに向けて東海大会の舞台を経験する
- 大会に合わせたピーキングを行う
- 自己ベストを更新する/入賞を目指す
それに合わせた私の目標は、
- 100%の力を発揮するためのコンディショニング
- 大舞台で活躍するためのメンタルケア
- インターハイで結果を出すための現状把握
一番最高の形である
「万全の状態で選手が自己ベストを出して入賞」
この状態を作るために、選手と共に1ヶ月かけて準備をしてきました。
私が主に担当したのは、日々のコンディションやメンタルチェック、タイムスケジュールやサプリメントの管理、

選手が勝負に挑むために最適な戦闘状態づくりです。
ここで重要なのは、不測の事態でトレーナーが焦らないようにすることです。
トレーナーが焦ることで、選手やサポートにも焦りが伝わり、結果としてチームが機能しなくなります。
「いつも冷静に物事を判断する」
これは私が治療院やトレーナーで大切にしていることです。
前日の調整練習を見ながら、他地区の学校が何をしているのかを確認していました。
特に注目していたのは、「他校の監督やトレーナーが何をしているのか」です。
戦う相手は、東海大会まで勝ち上がってきた選手やチームです。
私のサポートへ活かせることも多くあり、力の差を感じる場面もありました。

選手の動きは修正できる範囲で動けていたので、夜のメンテナンスで万全な状態へ整えました。
そして大会1日目・・・
選手より先に現地入りをしてベンチの準備をして、早速コンディショニングを行います。

その後はウォーミングアップをチェックして、

いよいよレースが始まります。

残念ながらベスト更新・決勝進出はできませんでした。
初めて9レーンを走ったことなどを含め、大会の雰囲気に呑まれた部分も少しあった気がします。
勿論、良い収穫もあったため、レースとしては悪くなかったと思います。
選手は悔しがっていましたが、次の日や他の選手も控えているため、落ち込ませている場合ではありません。
しっかり前向きに勝負ができるようにサポートするのが、トレーナーとしての役割でもあります。
1日目の夜は、今日の様子や明日の要望を訊きながら、メンテナンスなどを行いました。
食事中や移動中はできるだけリラックスさせながら、緊張をほぐすように選手と関わることを心がけています。
監督やトレーナーがOKを出したとしても、選手が満足していないなら100点とは言えません。
どうすればより高いパフォーマンスを発揮できたのか?
選手の前では絶対言わないし、悩む場面は見せないようにしていますが、今後もこの予選落ちの結果は私の中から消えないと思います。
経験した事が多いため、②へ続きます。
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