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同じセルフケア講座を実施しても・・・

毎週火曜日のトレーナー活動、今日はいつもと違う学校へ出張してきました。
部活動の現場視察を兼ねて、2週間前に実施したセルフケア講座を開催しました。
いつも通りの活動を継続することも大切ですが、たまには違った刺激を得ることも大切だと考えています。
そこで、同じストレッチを紹介してどのような反響があるのか?部活動での課題点は何か?これらを調査するために、同じ内容で講座をしてみました。

セルフケアの基本的な話から始まり、

セルフケア講座

ストレッチのメカニズムや違いを紹介。

セルフケア講座

実技では前回と同じように、正しいストレッチを紹介してから、

大殿筋ストレッチ

間違った方法を併せて紹介。

大殿筋ストレッチ

両方を実技で説明して、より正しい方法でのストレッチを覚えてもらいます。

途中で、手順通りストレッチしても効果が実感しにくいとの意見がありました。
その時は、アレンジを加えたり、違った方法を紹介したりしながら臨機応変に対応しました。

中殿筋ストレッチ
中殿筋ストレッチ

もちろん選手の体は十人十色なので、このような機会はよくあります。
その時にしっかり対応できる技術・知識があることは、当たり前のことです。

最期に質疑応答を行うと、数多くの質問をいただきました。

セルフケア講座
セルフケア講座

選手が悩んでいること、監督さんが悩んでいること、それぞれ視点が違います。
悩みの解決をする根本は同じですが、全員が理解できるように説明することが大切です。
(実際それが難しいものです・・・)

一通り講座を終えて、部活ごとに課題点が大きく違うことを改めて実感しました。
ケガを防ぐために大切なのは、間違った練習やケアをしないことです。
そのためには、練習を指揮する監督さんに正しい知識を知ってもう必要があると思います。
今回進行で助かったのは、監督さんが実際に選手を見てくださったことです。

腸腰筋ストレッチ
腸腰筋ストレッチ

実技中もポイントの質問を多数いただき、より細かくストレッチを伝えることができました。
これなら私がいなくても、安心して正しいストレッチができると思います。

私が命名した「10分ストレッチ」、実際に練習後に実践していただけることが決定しました。
私の所属する高校では、半年程度でフィードバックが返ってきました。
今回の高校では、どのような成果が得られるのか?どのような課題点が出てくるのか?それを改善できるように準備しながら、フィードバックを待ってみます。

来月の合宿で再び選手達と会うことになるので、まずはそこで話を訊いてみようと思います。
選手にはアンケートへ協力してもらったので、この結果を踏まえながらもう少し考えてみます。

アンケート用紙

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