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半月板損傷

このようなお悩みありませんか?

  • 痛みの緩和をして欲しい
  • 半月板損傷の適切なリハビリをしたい
  • 半月板損傷を未然に防ぎたい

半月板損傷の原因を根本から見つけるためには、患者様のお話を丁寧にお伺いすることが大切です。
当院では、

  • 来院に至るまでの経緯
  • 現在お困りの痛みや不調について
  • 当院に期待していること(痛みの緩和・原因の特定・競技復帰 など)

このような情報やご希望を丁寧にヒアリングして、半月板損傷の背景を深く追求する事から始めます。

私たちが最も大切にしているのは、「患者様がどうなりたいか」という想いです。
一方的にゴールを決めるのでは無く、患者様が理想とする未来に寄り添いながら、最後まで一緒に歩んでいきます。

カウンセリングを基に様々な身体機能検査を行い、
施術や各種サービスを組み合わせて「完全オーダーメイド」の改善案を提供いたします。

半月板損傷の原因には、筋肉の硬さ関節の動き体の動かし方など、様々な要素が複雑に絡んでいます。
当院ではこれらの原因を改善するために、様々なアプローチを組み合わた「完全オーダーメイド」の施術をご提供します。

  • マッサージ
  • 鍼治療
  • モビリティー
  • ストレッチ など

症状やご要望に合わせた適宜施術を行います。
施術中にも「ここが痛む/ここが楽になった」などのフィードバックを伺いながら、その場で施術の方針を調整し、最も効果的な方法を選択します。
また、施術後の状況に応じてセルフケアトレーニングをご提案し、施術効果の定着再発防止のサポートまで行います。

さらに当院は、大会やレース前のコンディションアップにも強みがあります。
プロスポーツ現場で培ったテクニックを組み合わせ、ご希望のコンディションへ仕上げます。

スポーツマッサージ

ケガや不調の根本解決からパフォーマンスアップまで、一貫してサポートできる施術ができるのが当院の強みです。

一般(50分)
(90分)
5,300円(税込)
9,600円(税込)
学生※高校生まで(50分)
(90分)
4,300円(税込)
7,800円(税込)
スペシャルコース(120分)12,500円(税込)

半月板損傷の原因には、ランニングフォームの異常が隠れていることがあります。
止まった状態で症状を確認することも重要ですが、「動いているとき」にしか現れない異常が多く存在します。

当院のフォーム分析では、

  • リアルタイムでのフォーム計測
  • 動きながら行う身体能力評価

静的動的の両面から原因を絞り込み、ランニングフォームが絡む問題を本質から特定。
その仮説を基に、パフォーマンスアップケガの再発防止へ繋がる最適なアプローチを提案できるのは、当院の強みです。

計測+アドバイス1,000円(税込)

半月板損傷からの競技復帰やパフォーマンスアップのためには、「適切な負荷設定」「段階的なステップアップ」がカギを握ります。
そのために欠かせないのは、「現状に合った適切なトレーニング計画を立てること」だと考えます。

トレーニング

当院のトレーニングサポートでは、

  • 現状の能力に合った適切なトレーニング
  • トレーニング理論に基づいた安全かつ効果的トレーニング

トレーニングの目的や身体能力を細かく把握した上で、競技特性を把握したトレーニングを提案いたします。
また、機能回復やパフォーマンスアップアップだけで無く、日頃のセルフケアまでサポートできるのは、当院の強みです。

半月板損傷を起こしたときに大切なのは、「早期回復」「再発防止」のためのリハビリです。
そのために欠かせないのは、「現状に合った適切なリハビリ計画を立てること」だと考えます。

リハビリ

当院のリハビリサポートでは、

  • 早期回復を目的としたメディカルリハビリテーション
  • 競技復帰を目的としたアスレティックリハビリテーション

これらを状況に応じて組み合わせ、競技特性を把握したリハビリを提案いたします。
ただ身体機能の回復をサポートするのでは無く、ケガによる心理的不安の軽減トレーニングへのスムーズな移行まで、多岐にわたりサポートできるのは、当院の強みです。

一般(50分)
(90分)
5,500円(税込)
10,000円(税込)
学生※高校生まで(50分)
(90分)
4,500円(税込)
8,000円(税込)
スペシャルコース(120分)13,000円(税込)

半月板損傷の要因の一つに、「正しいシューズ選び」ができていないケースがあります。
シューズは体の一部であり、パフォーマンスやケガの予防に大きく関連しています。

半月板損傷に繋がるシューズの要因

  • 正しい履き方を知らない(セット位置が合っていない)
  • サイズが合わないシューズを選んでいる(サイズが大きい場合が多い)
  • 消耗が激しい(ソールのすり減り、クッション材の潰れ など)
  • 目的に合わないシューズを選んでいる(アップ用と本番用の違い など)
  • 不適切なシューズの加工をしている(インソールの使用 など)

半月板損傷の原因は数多くありますが、シューズの調整を行うことが予防や再発に繋がると考えられます。
身体のメンテナンスやトレーニングに加えて、シューズのチェックをしてみませんか?

初回(サイズチェック/履き方講習など)1,500円(税込)
2回目以降(シューズ調整)500円/1足(税込)

半月板損傷とは

スポーツや交通事故によって大きな力が膝に加わり、膝関節の中にある半月板が傷ついた状態を指します。
大腿骨(太ももの骨)と脛骨(スネの骨)の間には、外側半月板(O字)と内側半月板(C字)があり、スムーズな膝の運動に関係しています。
そのため、半月板を損傷すると膝に大きな負担がかかり、スポーツや日常生活で様々な障害が起こるとされています。

半月板損傷のメカニズム

半月板損傷は、

  • 圧縮力(膝関節が潰される力)
  • 回旋ストレス(膝関節の捻れ)

上記が同時に作用することで発生します。

圧縮力+回旋による断裂

膝の屈曲(圧縮力)+大腿骨による半月板の押し付け+回旋

これらの動作により半月板の線維にせん断力(ズレる力)が働き、半月板に亀裂断裂が生じます。

内側半月・外側半月での違い

内側半月関節包と靱帯で強く固定されている
→動きが少なく捻れに弱い(スポーツの急なターンなど)
外側半月動きが大きく逃げやすい
→単独の損傷は少ない(強い外力による靱帯損傷との併発が多い)

大腿骨の動きと半月板の挟み込み

膝の屈伸が起こると、大腿骨が半月板の上を滑ります。
この時に、

  • 膝の位置がズレている(アライメント不良)
  • 筋力低下(特に大腿四頭筋)
  • 膝靱帯損傷後の不安定性

などがあると、半月板の挟み込みが起こりやすくなり、断裂のリスクが高まります。

半月板損傷の症状

膝の痛み

最も多い症状で、内側/外側ともに局所的な痛み(特に関節裂隙部)があります。
特に、曲げ伸ばし荷重時に痛みが強くなります。

関節裂隙

また、しゃがみ込み階段昇降で痛みを生じることが多くあります。
膝を曲げることで半月板に圧力がかかるため、膝の中で痛みを起こします。

特に痛みを起こしやすいのは階段下降しゃがみ込み正座、場合によっては制限をかけることがあり、スポーツだけで無く、日常生活にも支障が起こります。
※写真:受傷直後の可動域制限

しゃがみ込み

可動域制限

痛みと同様に多い症状で、制限をかける原因は多くあります。

  • 炎症による痛みや腫れ
  • キャッチング
  • ロッキング
  • 恐怖心による心理的制限 など

可動域制限は急性期は勿論、慢性化しやすいため、日常生活で支障をきたすことが多くあります。

曲げ伸ばしでの引っかかり感(キャッチング)

膝を曲げた時に、引っかかるような感覚が起こります。(ゴリッとする感覚)
半月板の断裂片が関節の中で動くことで、動かし始めに強く出ることが多くあります。

ロッキング

膝がある角度で引っかかり、完全に伸びない/曲がらない状態になります。
特に、バケツ柄断裂で起こりやすく、繰り返す場合は手術の検討が必要となります。

膝の腫れ/関節水腫(水が溜まる)

関節内の炎症により間質液(水)が溜まり、腫れが目立ちます。
特に急性期スポーツ外傷で腫れることが多く、慢性期になると、繰り返し腫れることが増えてきます。
また、腫れによって可動域制限歩行障害運動障害を起こすことも多くあります。

膝の不安定感/膝が抜ける感覚

損傷範囲が大きい場合や、靱帯損傷を併発している場合に起こりやすい症状です。
荷重時「膝がガクッとする」「力が入らない」などの訴えを起こすことが多くあります。
重症の場合、両脚で立っていても不安定感を感じることもあります。

急性症状と慢性症状の違い

急性期ケガの直後〜数週間鋭い膝の痛み
キャッチング
ロッキング
関節の腫れ
荷重時痛
・可動域制限
慢性期数週間移行、加齢性鈍い痛み(動作による痛み)
しゃがみ込み階段昇降での痛み
引っかかり感(時々)
・可動域制限(最終可動域)
・軽い腫れ
・膝の違和感/不快感(歩行可能)

半月板損傷の好発

年齢による好発

若年〜中年(10〜40代)スポーツでの急な動作(ジャンプ/着地、急停止など)
急性損傷(接触プレー、転倒など)
中高年(40〜60代)加齢変性による自然損傷(屈伸の繰り返しなど)

スポーツによる好発

捻りの多い競技

方向転換・急停止・着地の衝撃などによって、膝に「圧縮+回旋(捻り)」のストレスが集中します。

バスケットボール・ドライブからの急停止/切り返し
・リバウンドの着地時の体制崩れ
・相手との接触(膝の外反ストレス/ニーイン
サッカーキック動作(軸足の回旋ストレス)
素早い方向転換(フェイント/ターン)
相手との接触(タックル/チャージなど)
バレーボール片脚着地(ブロック/ジャンプ)
膝の捻り(レシーブ体制)
・急な方向転換
ハンドボール急減速(ステップ動作など)
・ジャンプシュート後の着地(膝の内崩れ)
・接触プレーによる膝崩れ

下肢への負担が大きい競技

陸上競技
短距離
・爆発的なスタート動作
・加速時の大きな関節負担
・接地衝撃(内側半月の摩耗)
陸上競技
長距離
反復負荷による摩耗
・アライメント不良(O脚/偏平足など)
・慢性的負荷→内側半月の摩耗が大きい
スキー
スノーボード
・固定されたブーツ→膝だけが強制的に捻れやすい
・転倒→股関節〜膝の捻れが大きい
・スキー→内反/外反が大きい
ラグビー・タックル(外力による膝の捻れ)
・急な方向転換
・密集(スクラム/ラック)での膝の巻き込み動作
柔道
格闘技
・投げ/受け身時の不安定な着地
・組み手中の強制的な膝の捻れ
・捻挫との併発が大きい

半月板損傷の診断

症状の確認

半月板損傷の疑いがある場合、痛みが発生した状況や程度、競技歴などを確認します。

  • どのような動作で痛むのか?(ダッシュ・ジャンプ・膝の屈伸など)
  • どのような痛みがあるのか?(例:ズキズキ・腫れがある・熱っぽい・ストレッチができない など)
  • 膝の曲げ伸ばしや階段昇降で強い痛みがあるか
  • 歩行の不安定感や膝が抜ける感覚があるか
  • 膝がロックする/引っかかる感覚があるか

これらの所見がある場合、危険性が高いと判断して精密検査を勧めます。

視診/触診

  • 膝の腫れ(関節血腫)
  • 関節裂隙の圧痛
  • 可動域制限
  • 膝のアライメント(O脚→内側半月の負担が大きい)
O脚

症状の確認と同様に、これらの所見がある場合、危険性が高いと判断して精密検査を勧めます。

徒手検査

受傷直後は痛みが強く出やすいため、無理に徒手検査を行うと悪化の危険性が高まります。

マックマレーテスト

半月板損傷の代表的なテスト

  • 膝を曲げた状態で下腿を捻りながら伸ばす
  • クリック感/鋭い痛みが出ると陽性
マックマレーテスト

アプレーテスト

  • うつ伏せで膝を曲げて下腿を回旋する
  • 痛みが強い→半月板損傷の疑い
  • 牽引で痛みがある→靱帯損傷の疑い

ステインマンテスト

  • 膝を曲げた状態で回旋→痛みの位置を確認
  • 曲げ伸ばしで痛みの場所が変わる→痛みが半月板由来の可能性が高い
ステインマンテスト

チャイルドレステスト(立位負荷テスト)

  • 立った状態で膝を軽く曲げる→体を左右に捻る
  • 引っかかり感痛みがある→陽性

画像検査

MRI

  • 確定診断として最も有効
  • 断裂の有無損傷の形が判別可能
  • 軟骨/靭帯の合併損傷の評価も可能

X線/レントゲン

  • 半月板自体は映らない
  • 骨折/骨変形/変形性膝関節症の有無が確認できる

エコー/超音波

  • 裂隙部の圧痛/腫れの有無が確認ができる
  • 半月板自体は映らない
  • 炎症の程度動態評価に有効

コラム

靭帯損傷との合併

半月板損傷の合併損傷として多いのが、

  • 前十字靭帯損傷(ACL損傷)
  • 内側側副靱帯損傷(MCL損傷)
  • 内側半月板損傷
アンハッピートライアド

この3つの障害の合併です。
この合併損傷をアンハッピートライアド(不幸の三徴候)と言い、通常の回復よりも期間を要します。

若葉治療院 ロゴ

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